経済的な変化などにより、ローンの返済が困難になってしまった場合、
なるべく早めに不動産会社へ相談しましょう。
滞納し始めてからの経過時間により、提案内容は不利なものになります。
特に、競売の入札時期が決定してしまうと、任意売却に応じてもらえない
場合も多くなります。
任意売却と不動産競売の違い
任意売却と不動産売却の違いは、販売価格の違いが最も大きな点ですが、その他にもいくつか違いがあります。
よほど特殊な事情でも無い限り、任意売却を選択するほうが得られるメリットは大きいでしょう。
任意売却
- 売却価格
- 市場価格での売却
不動産競売
- 売却価格
- 市場価格の80%程度
- 残債務
- 債権者全員の合意の上で返済方法を決定。
- 残債務
- 任意売却に比べ、債務は20%程多く残ります。
また、複数の債権者がいる場合、売却代金の支払いでトラブルになる事も。
- 引っ越し費用
- 交渉次第で売却代金から引っ越し費用を出してもらえる場合があります。
- 引っ越し費用
- 基本的にもらえません。
- 引き渡し時期
- 買い主との交渉で、引き渡し時期を決定します。
- 引き渡し時期
- 裁判所命令があり次第、即刻。
- 情報の公開
- 近隣の方などに事情を知られずに売却できます。
- 情報の公開
- 新聞発表や競売情報サイトなどで、物件が競売にかけられている事が知れ渡ります。